こんにちは。
ショートスリーパーのあさだです。
ショートスリーパーになってから、「ショートスリーパーになるのに、どのくらい時間がかかりましたか」というご質問をよくいただきます。
ショートスリーパーになりたい方からすると、「どのくらいの期間でショートスリーパーになれるか」は、すごく気になる部分ですよね。
結論からお伝えすると、私は「即日」ショートスリーパーになったのですが、実はこの質問は少し返答に困る質問だったりするのです。
今回は、ショートスリーパーを一つの能力・スキルとしてみながら、睡眠を上達させることで、誰でもショートスリーパーになれることをご紹介したいと思います。
ショートスリーパーは0か100かの話ではない
私もショートスリーパーになる前はそうだったのですが、ショートスリーパーを0か100かで捉えられている方が多い印象です。
一言でショートスリーパーと表現しても、様々な人がいます。例えではありますが、レベル30くらいのショートスリーパーもいれば、レベル70くらいのショートスリーパーもいます。
睡眠という事象にも、上手さやレベルがあるのです。睡眠が上手い人が、結果としてショートスリーパーという選択肢を取っています。
水泳で例えてみる
「ショートスリーパー」や「睡眠」だとイメージが難しいかもしれないので、「泳ぐ」で例えてみます。
いきなりですが、質問です。
皆さんは泳げますか?
この質問に、「はい」「いいえ」で答えるのって結構難しくないですかね。
人によって、
- 25mくらいなら
- 平泳ぎ限定なら
- プールでなら
- 超泳げますよ!大会入賞したことあります
- ライフセーバーなので、服を着たままでもいけます
などなど、「泳ぐ」と一言で表現しても、様々な答えが返ってきそうです。これは、人によってレベル感や基準が異なるからこそ発生していますね。
一般的に「泳げる」って言ったら大体このくらいかな(25mプールを足つかずに泳げるくらいですかね?)みたいなのはあると思いますが、ちょっと答えにくいというのは想像しやすいかと思います。
ここでは水泳で例えましたが、スポーツでも、語学でも、プログラミングでも、コミュニケーションでも、仕事でも何でも、わかりやすいものに置き換えていただけたらと思います。
どこまでいったら「出来る」と言えるのかは、暗黙の了解がありつつも、人によって基準が違ったりしますよね。
では、睡眠では?
「睡眠」や「ショートスリーパー」でも「水泳」と同じことが言えます。
- 3時間睡眠で日中に睡魔を感じない人
- 90分睡眠でも活力に満ち溢れた人
- 日本ショートスリーパー育成協会代表理事の堀大輔さんのように10年以上30分睡眠を継続されている方
などなど、ショートスリーパーと言っても、様々なレベル感があるのです。
私は短眠メソッド「Nature sleep」を受講して、即日で睡眠時間が7時間から3時間になりました。なので、「睡眠時間が短くなったのは、即日ですね」と、よくお答えしています。
しかし、それでゴールではありません。その後、無事に睡眠時間を短く出来た私は、今度は日中の睡魔を発生させない段階にすすんでいきました。睡眠時間が3時間になった後も、いくらでも睡眠は上達出来るのです。
これがだいたい、1ヶ月ちょっとの期間だったかな。なので「睡魔が発生しなくなったり、安定するようになったのは大体1ヶ月くらいですかね」とお答えしています。
冒頭の、「質問に答えにくい」というのは、ショートスリーパーもどこまでいってもゴールがないからですね。
睡眠は誰でも上達出来るし、誰でもショートスリーパーになれる
語学やプログラミング等を上達したい!と考えたことがある人はとても多いかと思います。
では、睡眠はいかがでしょうか。誰もが毎日取っている睡眠ですが、「睡眠を上達させよう。レベルアップしよう」と考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。
睡眠も同じです。上達します。私が後天的にショートスリーパーになることが出来たのは、睡眠のレベルを上げる方法を学び、実践したからです。
ショートスリーパーは「睡眠」スキルの能力の一部分
ショートスリーパーと言っても、様々なレベル感の人がいることがなんとなく伝わっていたら嬉しいです。ここからは、ショートスリーパーを「睡眠」というスキルの一部の能力としてみていきましょう。
ゲームによくある、「◯◯スキル」みたいなのを想像してみて下さい。それの睡眠バージョンです。「スキル:睡眠」。
そして、睡眠はレベルアップが可能です。ここからは、睡眠の上達やレベルアップについて触れていきます。
ショートスリーパーになる=「睡眠」のレベルを上げること
睡眠のレベルが高いほど、睡眠を自由にコントロール出来るようになる、と考えてみて下さい。水泳等と同じで、睡眠にもレベルあり、上達することが可能です。
睡眠が上達する前は、睡眠をコントロール出来ません。朝にスッキリ起きられなかったり、夜に寝付けなかったり。日中に眠くなってしまったりですね。
ここからレベルが上がると、朝スッキリ起きられるようになったり、眠気が発生しなくなっていくイメージです。
お年寄りの方が、朝に強かったり、睡眠時間が短いという話を聞いたことがあるかと思います。なぜか、お医者さんはそれを「不眠症」と診断されたりしますが、そんなことはありません。
おじいちゃんおばあちゃんは、若い人たちに比べて、何十年も多く「睡眠」を繰り返してきています。そのため、睡眠の経験値が若い人たちよりも多いのです。睡眠にレベルがあることを知らなくても、知らず知らずのうちに、毎日の反復によって経験値を得て、睡眠が上手になっているわけですね。
誰でも「スキル:睡眠」のレベルは上げられるが、そもそもレベルを上げる方法を知らない
誰もが「スキル:睡眠」を所持しています。寝ない人はいませんからね。ただ、ほとんどの人はこの「スキル:睡眠」にレベルがあることを知りません。
私も短眠メソッド「Nature sleep」を受講するまでは、「自分の睡眠はこういうものだから」「自分はこういう体質だから」と、睡眠は固有のもので、変化させることは出来ないと思っていました。
ですが、それは間違いだと教えていただきました。
- 起きられない
- 寝付けない
- 睡眠時間を健康的に短くしたい
- 日中に睡魔が出ないようにしたい
などの、これらのどれもが、練習をしてレベル上げをすれば解決するのです。これ、とてもワクワクしてきませんか。RPGみたいなものです。私はとてもワクワクしました。改善出来ないと思っていたものが、実は上達可能だったのですから。
日本ショートスリーパー育成協会で「睡眠」の上達方法を学んだ
誰もが所持している「睡眠」ですが、どうやったらレベルをあげられるのでしょうか。わからないですよね。だってどこにも情報がないのですもの。
おじいちゃんおばあちゃんの例で出したように、睡眠は繰り返すものなので、誰もが少しずつではありますが、毎日経験値を積んでいます。
日本ショートスリーパー育成協会では、この睡眠のレベルを上げる方法をお伝えされています。短眠メソッド「Nature sleep」の中には「寝る練習」や「起きる練習」なども用意されております。
睡眠はレベルアップが出来ると考えたこともなかった私には、これらは衝撃でした。そこからは毎日睡眠の経験値を積みまくり、「スキル:睡眠」のレベルをどんどんあげていきました。
もし、睡眠を上達させ、
- ショートスリーパーになりたい
- 寝付けないのを解消したい
- 朝、スッキリと目覚めたい
- 日中に眠気を感じないようにしたい
- より、集中力を増して作業効率をあげたい
などを考えられている方は、日本ショートスリーパー育成協会さんの短眠メソッド「Nature sleep」を受講してみてください。
カフェインなどの補助アイテムは装備品と考えよう!
ショートスリーパーになるにあたって、有利な行動や不利な行動が存在します。「カフェインを取る」は、有利な行動の代表例ですね。
実はカフェインは取るタイミングや眠気の種類によっては、効果が出なかったりするのですが、それはまた別の記事でご紹介しようかと思います。
レベルという表現を使っているので、RPGのようなゲームにたとえてみましょう。カフェインの摂取等は、本人のレベルとは異なる、装備品や補助魔法のようなものです。
日本ショートスリーパー育成協会代表の堀大輔さんと睡魔
睡眠のレベルが極端に高い人は、ちょっとのことでは睡魔が発生しません。日本ショートスリーパー育成協会代表理事の堀大輔さんは、一日30分睡眠ですが、眠くなることは年に数回あるかないかだとか。
これは、堀大輔さんの自力がとても高いからこそですね。RPGに例えれば、スライムを素手で殴り倒すようなものです。
補助魔法も装備品も無しに、睡魔というモンスターを素手で倒せるくらい、睡眠の自力が高いのが堀大輔さん。
ちなみにここでいう睡魔を倒すとは、「睡魔を発生させない」という意味合いです。睡魔が発生し、眠くなった時点で、奴らとの戦いに負けております。
睡眠の練習をしていない人が睡魔と戦うには
ワンパンとはいかなくても、スライムくらいは誰でも素手で倒せます。
しかし、楽に倒すなら武器や防具を装備していた方が良いでしょう。補助魔法がかかってると尚良しです。バイキルトもスカラもプロテスもシェルもヘイストも、使えるものは何でも使ったほうが楽ですよね。
ただ、補助魔法や装備マシマシで睡魔に勝てても、本人のレベルが上がっていないと、環境が変わったり、補助の恩恵が受けられなくなった時に、つらい思いをします。補助を利用しつつも、自分の睡眠のレベルをあげておくことも重要です。
睡眠は下手になることもあるから要注意!
睡眠は上達することが出来る!とお伝えしましたが、実は睡眠は下手になることがあります。
思い出してみてほしいのですが、小学生のとき、休みの日にお昼まで寝ていましたか。そんなことはないでしょう。ところが、大学生くらいになると、寝坊して1限の授業に遅刻してしまったり、夜遅くまで起きていたりと、小学生のときよりも睡眠が下手になっていたりします。
睡眠が下手になる要素にも様々あるのですが、一番大きな要因は「二度寝をすること」です。二度寝をすると、どんどん睡眠が下手になっていきます。朝、スッキリ起きられなかったり、日中に眠くなったりですね。
もし、現在起床や日中の睡魔に悩まれている方がいらっしゃれば、まずは二度寝をやめてみて下さい。それだけでも、睡眠が上手くなりますよ〜。
二度寝ダメ。絶対。
「睡眠」にレベルカンストはない
ここまでお伝えしてきた「睡眠」ですが、レベルがマックスになることはありません。極めるはないのです。
ただこれって、なんでも同じじゃないですかね。「泳ぐ」という事象において、
- 10m足をつかずに泳げる
- 25mを息継ぎしながら泳げる
- 数kmの遠泳が出来る
- タイムに特化して泳ぎ、大会等で入賞する
などなど、どれも一言で「泳ぐ」と表現することは出来ますが、そのレベル感はバラバラですよね。オリンピックで金メダルを取る人は、水泳を極めているのでしょうか。一切の上達の余地はないのでしょうか。そんなことはありませんよね。
ショートスリーパーも似たようなものです。
- 3時間睡眠で日中に一切睡魔が発生しない。
- 90分睡眠でも問題無い。
- 30分睡眠でも10年間健康。
- 不定期で出張が入ったり、体調に変化があっても、問題なく短眠が継続できる。
- 起きたいと思った時間から1分ほどずれるが、目覚まし無しで起床が出来る。
- 起きたいと思った時間に道具も使わず、一切の誤差なく起床できる。
などなど、一言でショートスリーパーと表現しても、「泳ぐ」に差があるように、ショートスリーパーにも様々なレベル感があります。そして、どこまでいっても終わりはありません。
終わりがないからこそ、日々、楽しんで睡眠と付き合っていけたらなぁ…と考えております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は日本ショートスリーパー育成協会の短眠メソッド「Nature sleep」を受講するまで、睡眠にレベルがあると考えたことはありませんでした。
睡眠は自分の体質によるもので、変化させることが出来ないと思っていた私にとって、この情報はとてもワクワクするものでした。だって、練習すれば、上達するのですから。私でも、後天的にショートスリーパーになれるのですから。
もし、睡眠は上達出来ることをご存知なかった方は、誰でも睡眠は上達出来ること、上達すれば睡眠時間を短くすることも可能なことを覚えておいていただけたらと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。